CARPETROOM PROJECT

堀田カーペットでは、カーペットの気持ち良い暮らしを未来に残すべく、さまざまな試みをおこなってきました。「COURT」や「WOOLTILE」といった、気軽にカーペットを楽しめるブランドを立ち上げ、直接手にとっていただける機会を増やしたり、「CARPET LIFE」というWebの連載でカーペットのある暮らしを発信したり——。

しかし、カーペットは「体感」して初めてその魅力をお伝えできるもの。
このたび堀田カーペットはカーペットを実際に体感してもらうプロジェクト「CARPETROOM 」をはじめます。

CARPETROOM は、「カーペットを体感できる場所」をつくっていくプロジェクトです。私たちのカーペットの魅力である「気持ちよさ」、「空間における質感」を感じていただける取り組みを行っていきます。

CARPETROOM BASE

このプロジェクトの第一弾として、大阪南部、本社工場から車で5分ほどのところにある170坪の土地に「CARPETROOM BASE」を作ります。

ここでは、カーペットの体感だけにとどまらず、暮らしを構成する建築材料や商品との出会い、そして、そこからさまざまなインスピレーションが得られる3つのサービスを提供します。

  1. 宿泊

    建物の2階部分、一面にカーペットを敷き込んだ約90m²のお部屋(1室 / 1名~6名宿泊可能)に宿泊いただけます。

    見て、踏んで、寝転んで、カーペットのある暮らしを体感できるのはもちろん、そこで使用するカーペット以外のさまざまな建築材料についても、お部屋を通してその味わいを感じていただけます。

    また、食器、家電、水まわりの消耗品などの日用品から、空間を彩るアートワークまで。いわゆるホテルとしての佇まいだけではなく、より「暮らし」にちかい場所を目指したスタイリングをお楽しみください。

  2. インテリアサロン

    1階部分には、インテリアサロン、そして、体験宿泊場所で使用する建材を中心としたショールームを作ります。

    ここは、インテリアコーディネーターや建築家・工務店に話をする前に、施主様が目指すイメージの具体化をお手伝いする場所。これから空間づくりをはじめようとする施主様に、「マテリアルとカラーボード」の作成サービスを提供します。

    「物」として「見る」だけのショールームでなく、各素材について深く学んだスタッフが、「施工」に関してのアドバイスまで行います。

  3. ショップ

    別棟では、宿泊を通して実際に手に取り体感いただいた食器や水回り用品を販売いたします。また、カーペットの端材を「生地」として販売し、その場でご要望のサイズにカット、ラグ加工を施しお持ち帰りいただくこともできます。

    定期的にワークショップやカーペットの工場見学ツアー、大阪南部に製造背景をもつ包丁や注染(ちゅうせん)手ぬぐいの工程見学ツアー等も準備中です。


CARPETROOM BASE の概要

場所  | 大阪府和泉市阪本町162
面積  | 土地:約170坪 建築面積約:40坪 既存倉庫:約42坪
建築家 | MMA.,inc 工藤桃子氏

2024年春オープンに向けて準備を進めて参りましたが、
諸事情によりオープン時期を延期させていただくことといたしました。
心待ちにしていただいている皆さま、関係者の皆さまには、
延期により多大なるご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

宿泊棟のオープン時期につきましては、2025年2月を予定しております。
同時期オープンを予定していたショップにつきましては、
皆さまに喜んでいただけるような形になるまでもう少しお時間を頂戴いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。

 

建築家プロフィール

工藤桃子
一級建築士 / 代表取締役
Momoko Kudo| Architect

東京生まれ、スイス育ち。多摩美術大学環境デザイン学科卒、松田平田設計勤務のち工学院大学藤森照信研究室修士課程修了。 16年MMA Inc.を設立。建築設計のほか、ショップやレストランなどのインテリアデザイン、展覧会の会場構成も手がけている。2020-2022年多摩美術大学非常勤講師。

メールマガジン「ひつじばこ」

2024年4月の完成に向け、CARPETROOM BASEの進捗はもちろん、そこで得られる体験や魅力をお伝えするメールマガジンを発行します。8つの「形容詞」をもとにお届けしていくこのメルマガ、2ヶ月に1度とうるさくない頻度なので、ぜひご購読ください。

「ひつじばこ」はふつうのメルマガとちょっとだけ違います。音声やビジュアルだけの回、小説が届く回もあるかもしれません。開けるまでは何が入っているかわからない、そんなおたのしみボックスのように、ワクワクしながらメールの到着をお待ちいただけたら嬉しいです。