CARPETROOM PROJECT

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フローリングにカーペット・ラグを敷くなら「COURT」と「WOOLTILE」どちらを選ぶ?

カーペットのある暮らしは、とても気持ちよいものです。
特に堀田カーペットがこだわるウール素材のカーペットは、天然繊維ならではの心地よさに加え、機能性にも優れています。調湿性に優れ、防音効果もあり、1年を通して快適なカーペットのある暮らしを、体感していただきたいと思っています。

現在の住まいに気軽にカーペットを取り入れられるものとして、弊社ではウールラグブランド「COURT」(コート)と、DIYカーペットブランド「WOOLTILE」(ウールタイル)をご提案しています。

COURTもWOOLTILEも、フローリングの上に敷いてお使いいただける商品ですが、選ばれる際に迷われることもあると思いますので、今回はCOURTとWOOLTILEの商品の特徴と選び方をご紹介します。

COURT(コート)

COURTは、いわゆるウール素材を使った「ラグ」ブランドで、ソファーの前などに敷いていただくと、インテリアデザインの一部として、お部屋の雰囲気が一気によくなります。また、「ゆるやかにゾーニングできる」というのもラグの特徴で、お子様の遊び場にラグを敷いていただくだけで、間仕切りなどがなくても、なんとなくお気に入りの場所をつくることができます。

COURTの特徴

  • ウール素材で4つのラインからお好きな柄をお選びいただけます。
  • 床暖房の上でも使用可能です。
  • 円形や楕円形のサイズのご用意もございます。(円形や楕円形は、四角形にくらべて、よりゆるやかなゾーニングができます。)
  • 既製サイズに加え、特注サイズでも対応可能です。
  • 裏面に滑り止めはついていません。

COURTは、ウールという素材の特性や、ウィルトン織機やハンドタフテッドといったそれぞれの工法がもつ特徴を活かした、シンプルでお使いいただきやすいラグです。

WOOLTILE(ウールタイル)

ウールタイルに座る子供

WOOLTILEは、50cm×50cmサイズのウール素材を使ったタイルカーペットです。裏に滑り止め加工を施しているので、ラグのように部分的に配置したり、床全体に敷き込んだり、ご自由に組み合わせてお使いいただける商品です。

カーペットはどうしても「汚れたらどうしよう?」とご購入に二の足を踏んでしまう場合もありますが、ウール素材には汚れはつきにくく落ちやすい特性がありますし、タイルカーペットであれば、1枚だけ取り替えることができ、とても導入しやすい商品です。

WOOLTILEの特徴

  • 部屋の形状にあわせた床一面の敷き込みが、定規とカッターだけで簡単にDIYできます。
  • リノベーションや新築など、施工としてお使いいただくことも可能です。
  • お好きな色、柄を1枚から選べるので、パズルのようにオリジナルデザインを自分でつくることができます。
  • 1枚50cm×50cmサイズなので、用途にあわせて拡張できます。はじめは、リビングの一部だけ敷いてみて、もう少しカーペットの場所を広げたい場合は、追加でご注文いただき、自由にサイズを変更していくことが可能です。
  • 裏面にクッション材がついているため、COURTに比べクッション性が高いです。
  • タイル状に並べて配置するため、特に無地の商品は境目が目立ちます。
  • 床暖房には対応していません。
  • 裏面は滑り止め加工をしていますが、どうしてもズレが発生します。※

※滑り止め加工をしていますが、生活していると、どうしてもずれてしまいます。その際は、壁に沿わせるように敷いていただいたり、市販の滑り止めテープなどと併用していただくことで、かなりずれにくくなります。
(参考)WOOLTILEをラグ敷きするときのポイント

COURTかWOOLTILEか

COURTとWOOLTILEで迷われる場合、敷きたい場所が決まっている、広さ(サイズ)も決まっている場合は、COURTがおすすめです。

フローリングの上に、敷き込みなど大きな面積でカーペットスペースをつくりたい場合、ライフステージにあわせてカーペットを部分を拡張したい場合、季節によって敷いたり敷かなかったり、出し入れしたい場合は、WOOLTILEがおすすめです。

WOOLTILEは、扱いやすく手軽にカーペットの暮らしをご体感いただける商品ですが、床暖房が使えないため住宅によっては難しい場合もあります。皆様の住まい方にあわせて、COURTとWOOLTILEをお選びいただけますと幸いです。