1962年に大阪府和泉市で創業の堀田カーペットは、ウィルトン織機でウールカーペットを作り続けています

お手入れ

カーペットメンテナンス〜こぼした醤油の対処編〜

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    目次

      醤油について

      オレンジジュース、ホットコーヒーに続き、ご家庭内での代表的な汚れである「醤油」をこぼしてみました。

      醤”油”と書きますが、油性ではなく水溶性です。

      勢いよく醤油をウールカーペットにこぼします。

      ウールは水分を弾く特性があるので、あまり染み込んでいないように見えます。
      前回のコーヒーのときのほうが染み込んでいました。

      拭き取る

      5分ほど放置し、拭き取ってみました。

      一度拭き取っただけではまだ醤油が残っています。
      もう一度拭き取ってみると・・・

      きれいに醤油を取り除くことができ、水分を弾くウール素材の特性のおかげでシミはほとんど残っていません。

      お湯を使う

      ただ、しょうゆ独特の臭いが強く残っているので、ジュースやコーヒー同様の対処法を実施します。

      お湯をたらします。

      布巾で押し当て、水分を吸い出します。

      お湯で吸い出すことで、臭いもほぼなくなりました。

      醤油は色素が強いのでシミになるかと心配していましたが、思いの外きれいに除去できました。
      ただ、今回は醤油が常温でしたが、温かい状態だと染み込みやすくなるかもしれません。

      次回は1週間放置した醤油がきれいに除去できるのか、試してみたいと思います。

      これまでの実験はこちら

      カーペットメンテナンス〜こぼしたオレンジジュース編〜

      カーペットメンテナンス〜こぼしたコーヒーの対処編〜