DICTIONARY
2002年に発売されたルンバ。2012年までに800万台も売れているそうです。いまではルンバ以外にもお掃除ロボットが発売されていますが、カーペットにとっては、相性はあまり良いとはいえません。
特にウール商品を使うと、「遊び毛」という毛が出てきます。「遊び毛」を取り除くことで、表面についた汚れや、空気中に浮遊したホコリが床にキャッチされたものも、一緒に取り除いてくれます。お掃除ロボットのゴミタンクがとても小さく、ウールカーペットの上で使うとすぐにタンクがいっぱいになって、お掃除が終わる前にドックに帰っていってしまいます。
また、お掃除ロボットの吸引力だけでは、十分に遊び毛を取り除くことができず、メンテナンスとしても不十分です。
私の家でも使ってみたのですが、結果今は使わなくなってしまいました。
もしお掃除ロボットをお使いになる場合は、週に1度程度は、普通の掃除機でお掃除することをオススメいたします。皆さんの住まい方によって、頻度はかわりますが、遊び毛が普通に生活していても出てくる、毛が繋がった商品(ループ商品)がなんとなく毛羽立っている、という状態は、掃除機によるメンテナンスが足りていないひとつのバロメーターになります。ぜひ正しくメンテナンスをして、カーペットを長くお使いいただきたいと思います。
注 お掃除ロボットを使うと、商品によってタイヤの後が残る場合もありますので、ご注意ください。
注 メンテンスの頻度や方法は、使い方や暮らし方、商品やメーカーによっても異なります。ご注意ください。