DICTIONARY

敷き込みカーペットのフェルトグリッパー工法(ジョイント編)

フェルトグリッパー工法についてはこちらをご覧ください。
https://hdc.co.jp/feltgripper-joint/

カーペットは3.64m幅でつくられています。
3.64m幅以上のお部屋の場合は、カーペットをつなぎ合わせる「ジョイント」が必要になります。

図面や現場の寸法から、カーペットを広げたあとジョイントの位置を決定します。

1.丁寧に切る

位置が決まると、「シメ糸」という白い糸が残るようにカーペットを丁寧に切ります。シメ糸が残ることで、ほつれにくくなります。

シメ糸という白い糸が残るようにカーペットを切断する

2.切った場所にノリをつける

丁寧に切っても、そのままではほつれてくる可能性がありますので、切った部分に丁寧にノリをつけていきます。

カーペットの切断面にノリをつける

3.アイロンでシーミングを溶かしながら丁寧につなぐ

つなぎ合わせるカーペットの下に、黄色く見えているのが、シーミングテープというカーペットをつなぎ合わせるための接着剤になります。熱で溶けるようになっており、シーミングアイロンで黄色いノリを溶かしながら接着します。

つなぎ合わせるカーペットの下にシーミングテープを敷く

シーミングアイロンで黄色いノリを溶かしながら接着

キッカーや手で、柄をあわせながら丁寧につないでいきます。

キッカーや手で、柄をあわせながら丁寧につなぐ

このようにつなぎ合わせたあと、前回ご紹介したように、カーペットの端をおさめてカーペットの施工は完了します。

カーペットのジョイントは、基本的に横方向にだけつないでいくことが基本になります。
織物の特徴として、縦方向につなぐことは、ほつれの原因にもなりますので、予めジョイントする場所や方法について、丁寧に打ち合わせをする必要があります。

カーペットの施工は専門職による施工が必要な理由は、このように様々な特殊な道具、技術を必要とする施工であるためです。施工職人も減少していますが、カーペットの暮らしを増やしていくことで、少しでも職人になりたい方が増えることを願っています。