1962年に大阪府和泉市で創業の堀田カーペットは、ウィルトン織機でウールカーペットを作り続けています

選び方

WOOLTILEと他のタイルカーペットはどう違う?

    賃貸住宅でも現状回復が簡単にできるタイルカーペット。ちょっとしたスペース作りから、防音対策、赤ちゃんがいる家庭で導入を検討される方が多いですね。

    タイルカーペットにはさまざまな種類があります。
    なかでもWOOLTILE for Homeは他のカーペットに比べると高価です。一体どこが違うのでしょうか。
    今回はWOOLTILE for Homeについて、違いを詳しくご説明していきます。

    WOOLTILEは天然素材のウール!

    女の子がカーペットに座っている様子まずは、最も気持ちよさに影響するカーペットの素材について。
    一般的なタイルカーペットは化学繊維であるナイロンが主流です。他にもポリエステルやポリプロピレンなど様々な種類があります。化学繊維製の商品のメリットは、安価で、洗濯できるというところです。

    一方、WOOLTILEのカーペットは天然繊維であるウール(羊毛)です。そもそもタイルカーペットでウールのものは高価なため、あまり存在しません。ですが、ウールは天然繊維であり機能性も高いため、堀田カーペットはどの商品にもウールにこだわり製造をしています。

    ウール素材の1番のメリットは、心地よさにあります。化学繊維は少しべたつきを感じたり、ひやっと感じることがあるのに比べ、ウールは天然繊維のためとても肌触りがよく、年中裸足で歩きたくなるほどです。
    また調湿効果もあるため、部屋が結露しにくくなり、外気からの影響を受けにくいというメリットもあります。

    ウールといえばあたたかい冬のイメージなので、夏は暑いのでは?と思われる方もいらっしゃるのですが、ウールのもつ調湿効果のおかげで、冬はあたたかく、夏はさらさらと気持ちよく使えるのです。ウールカーペットの気持ちよさは自信をもっておすすめします。

    化学繊維のカーペットは丸洗いOKの商品が多いのに対して、WOOLTILEはお洗濯はできません。しかしそもそもウールは水をはじくため汚れにくいです。意外とメンテナンスも難しくありません。掃除機があれば毎日のお掃除は問題なし。
    (参考)WOOLTILEのメンテナンスについて

    柄があうタイルカーペットはWOOLTILE for Homeだけ。

    子供がタイルカーペット を並べている

    そして最大の違いは作り方にあります。

    一般的なタイルカーペットは、幅広いカーペットを製造した後に、必要な大きさにカットしていきます。そのため、並べた時に柄を合わせることは難しく、境目を目立ちにくくするために、カモフラージュ柄になっていることが多いのです。

    一方、WOOLTILEは正反対の作り方をしています。日本で唯一精緻な柄合わせができる織機を用いて、50cm角のサイズのカーペットを1枚ずつ生産しているのです。

    効率は悪く、1日にたった10㎡しかできません(一般的なカーペットだと1日1000㎡以上は生産できます)。しかし、この織機だからこそ、並べたときに柄をぴたっとあわせることができるのです。この柄合わせができることはWOOLTILEの大きな特徴です。

    床づくりを自由に楽しくDIYしてもらえるように、組み合わせを楽しめるデザインを展開しています。幾何学模様が印象的ですが、実はこのフチに入ったラインもポイントです。このラインの効果で、タイルを並べた時の境目が目立ちにくいのです。

    なお無地のタイプは、柄のタイプに比べて境界線は目立ちやすいです。その点について詳しい記事もご参考にしてください。
    (参考)WOOLTILEの柄選び

    自由にといっても、柄の組み合わせを頭の中で想像するのは難しいですよね。
    WOOLTILEではDIYをより一層たのしんでいただくために、柄あわせを体験できるシュミレーションソフトも作っています。
    こちらでご自身の部屋のサイズにあわせてデザインシュミレーションをしてみてくださいね。
    (参考)WOOLTILEシミュレーションの方法

    踏み心地の良さを実現する高いクッション性

    ウールタイルの断面

    カーペットの踏み心地は実は毛足で決まるのではありません。堀田カーペットが普段ホテルなどに敷き込みをする際には、クッション材をカーペットの内側に敷き込みます。もちろんフローリングに比べれば毛足の柔らかさもありますが、そのクッション性が踏み心地を決めているのです。

    さてそれをタイルカーペットにするとどうなるのか? 一般的に市販されているタイルカーペットだと、洗えることを謳っていることもあり、クッションと呼べる層がある製品はとても少ないです。

    一方、WOOLTILEのカーペットの厚みは約13mm。そのうち5mm程度の厚いクッションがついています。
    ウール自体にも断熱・防音性があるため、クッションとウールの相乗効果で断熱・防音効果が高いです。マンションなどで防音対策を考えられている方にはとてもおすすめです。

    なお裏側には滑り止めがついていますので、並べておくだけで設置できるのが楽なポイントです。
    (参考)WOOLTILEをラグ敷きするときのポイント

    今回は他のタイルカーペットと比較しながらWOOLTILEの特性をご説明しました。
    タイルカーペットは一般的に防音効果など機能重視で購入される方も多いと感じています。WOOLTILEは機能性や気持ちよさはもちろん大切にしながらも、インテリアの一部として見ていて嬉しくなるようなデザインを心がけています。

    床はフローリング、クッションフロア、カーペット、様々な選択肢があります。私たちはウールのカーペットの気持ち良い暮らしをお届けしたいと思いこの製品を開発しました。
    サンプル請求も承っておりますので、実物をご覧いただき、理想の床づくりのご参考にしていただければ幸いです。

    無料サンプル請求

    WOOLTILE for Homeの長所・短所

    最後に、メリットとデメリットをまとめました。
    ぜひご参考になさってくださいね。

    WOOLTILE for Homeのメリット

    • 天然繊維のウールである
    • 調湿性や防音性に優れている
    • 汚れがつきにくく落としやすい
    • 年中使える快適性
    • 柄を組み合わせられる楽しさ
    • 優れたクッション性

    WOOLTILE for Homeのデメリット

    • 丸洗い洗濯はできない
      →簡単なメンテナンスで汚れは落とせます
    • 床暖房の上にはおけない
      →クッション部分にウールを植毛しているため高い温度になると毛が抜ける恐れがあります。
      室内で利用される20度程度でしたら問題ありませんが、条件などによって異なるため、
      公式にはNGとしています。お客様のご判断でお試しください。

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